行事「初夏の花旅 松森山」 | 青森県立自然ふれあいセンター

行事「初夏の花旅 松森山」

2024.6.24

6月23日(日)曇り
センター行事「初夏の花旅 松森山」を行いました。
今回は20名が参加、仙人橋から蔦温泉までの約6.7㎞を歩きました。

本日の講師は澤田満さんです。
ふだんは青森市の森林博物館を中心に活躍されています。
今回はどんな植物がみられるのでしょうか。

仙人橋を進み始めてすぐにシダの群生地を見つけました。
ここではヤマソテツを例に栄養葉と胞子葉の違いを観察しました。

さらに進むと大きな倒木があり、
その表面で蒴をつけたクサゴケを観察できました。
その後、赤沼を経由して松森山(標高804m)を目指します。

松森山の山頂を少し行くとちょっとした展望所が現れます。
それぞれ記念写真を撮った後、
コツメガの樹に囲まれて昼食としました。

蔦温泉へ向かう途中、
倒木で変形菌の一種を観察しました。
このときは見られませんでしたが、
下見の時は鮮やかな黄色をしていたそうです。

暖かくなるのが早かったせいか花は少なかったですが、
その分、ほかの植物や生き物の発見がありました。
講師の澤田さん、参加者の皆様ありがとうございました。
またの機会をお待ちしております。